2ntブログ

小さな集中と大きな集中

よく行くゲイバーで、

悟りとは大悟と小悟にわかれてて、
悟りを気付きと訳すと受け入れやすくて、
アメリカ人的には集中と解放エクササイズらしい。

とかって意気揚々と酔っ払って語っていたのですが。

お隣で私のしょうもないくだに付き合ってくれて居た方より、

集中そのものにも大きいのと小さいのがあるんだよ。
一つの事に集中して周りが見えないのも集中だし、
完全に研ぎ澄まされた集中をしている人は、やっている事と周りの変化、全部に気付く。

って、

それだ!!それだよ!!
坐禅はそれだ!!!!
今迄腑に落ち無かった事が、すっと落ちた。

広い僧堂で微動だにせず坐りながら、順堂がどこに居るかわかる、斜の一番遠い単の人の衣擦れに気付く、香炭のきれるのに、線香の燃え尽きるのに気付く………

そういう事か……


で、縄も大きな集中は絶対的に必要だと思っているのです。
小さな留めや、掛けを集中すると同時に、全体のバランスを見ていなければいけない。

下縄を掛けたら上縄が緩む様に、全体を見なければいけないし、気付かなければいけない。

手首から上縄へ
後手から下半身へ
吊り上げる時の吊りどこ、フロア。
どんどん集中する範囲が広くなっていくものだと思う。

自分が把握出来る集中の範囲を、どんどん広げていきたいなぁと思った。
集中する事で、ふと小さな違和感を感じられる様に。

なんて事を考えていましたー

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