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本来の面目

春は花 夏ホトトギス 秋は月 冬雪冴えて涼しかりけり


私が一番好きな道元禅師の歌です。

悉有仏性とか色々と解釈というか、込められた意味があるんですけれども。

春は桜が綺麗なのが、当たり前なんすよ。
そして、自然なら、春には桜が咲きますよって話。

また、
春ってのはただの仕組みで、それによって桜が咲くのは現象わけだけど。
桜が咲くって事は仕組みが春だと言う事。
英語だとマインドフルネスって言うらしいんだけど、サンスクリットの英訳です。
日本語にすると、
自分の意識無く誰が見てもそうある事。
なのだと読んだ事がある。

それって、要は真理であって、そして、やっぱり、本来の面目なんじゃないかなと思う。
私は説明して「成る程!」と思えない自称真理はただの妄想だと思っている。
説明が下手な場合は話が別だけども。

ついでに、花を桜と書くのは、日本で花と書いた場合に桜を指し示す事が多いのです。


さて、そんな話から、


性癖とSMは
仕組みと現象ですよね。

単純な事なんだけど、あら、これも真理なんだなと思うのですよ。

因果とも言える。
因があって果がある。
果があって因と言える。

悉有があって仏性

無があっての有


仏教は当たり前の事しか言わないって部分がわかりやすくなりますね。

無我の境地ってのは、
我が無い境地
我と言うのは現象で、無いってのは仕組みなんですよ。
本来無いって事が、無我って言葉に現れていて、
我を無くす事ではなくて、
無我というのに気付くという事が、境地なんですね。

あれやこれと考えてしまう、落ち込んでしまう、悩む、苦しむ、ぐずる!!
其れ等に対して、因果を明らかにしていくと、本来無であった部分から因果によって発生した物だと気付く。

すると、自ずと現代のニュアンスで言う「自己の客観視」という状態になる。

仏性は客観視とかそもそも主観じゃん?と言い出したりするけど、
そこは置いといて、

仏教がわかりにくい言葉で書かれてるのは、当たり前の事だから、真理を様々に当てはめて、どれか一つでも引っかかり易い言葉に変えているだけでして、
全部本来の面目の様な気がする。

お洒落だなーーー

と思う。

夏はWAM 春マミフィケーション 秋は縄 冬野外露出でペニス縮みかりけり

そんな感じかな!!
あれ、すっげえ良い歌が出来てしまった!!!

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