2ntブログ

さっっむい

山梨県に居る母から、冬本番です★と、雪の写真が送られてきて、いいなぁ、寒いのになかなか美しい雪が見れないんだよなと。
思いました。

最近児童文学を読んでいたのです。
「こどもの王様」という本です。
殊能将之さんの作品です。

これ、とても面白いなと思ったのです。
当たり前の事なのですが、児童文学というのは、大人が子供の目線を、思い出しながら想定しながら書いています。
そして、多くの場合は、教育的、教訓的、道徳的な内容が組み込まれます。
しかし、ミステリー要素と、特撮という存在にその辺を分け与えて、淡々と話が進んで行きます。
これ、児童文学でええんかいな???と思いつつ、けど絶妙に面白かった。

母子家庭の主人公、友達も母子家庭、という中で、上級生の女の子のブラジャーは単なる口うるさい大人の女の象徴でしかない所。
多くの少年を扱った作品では、もう、エロスと異性とのロマンに満ちあふれていると思うのですが、私自身の兄は母親と共にブラジャーコーナーに入る事に何のロマンも抵抗も覚えていなかった事を思い出した。

そして、剥げて肥えて傲慢な大人の男、DVをするアル中の男という自分の未来、化粧の濃いギスギスしたおばさんというまだ見ぬ妻の姿、口煩い老婆と認知症の老婆という母親の未来。

そして、最大の敵であるおとなの王様から友達を守る為に戦い、勝って、何故か大人になりたいと思う。

大人になってしまった、という方が正しいのかな〜?

近頃私は哲学が足り無いんだなと思いました。

読んだことのある方は何だったのか感想を教えて欲しい。



変態性と、この作品は何の関係も無いのだが、
なんか凄い気になっちゃったのよ。
いったい他の「大人」は何を感じるのか。

さー次は何を読もう。
娯楽小説はとても楽しいです。

コメント

非公開コメント

プロフィール

円香

Author:円香
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Link
リンク



検索 SM BOOK



検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR