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友達が、お仕事で高給ホテルの最上階の部屋に泊まってて、見学させてもらったのだ。
世の中には色んな仕事があるね。


入って、ソファでゴロゴロしながらお話をしていたんだけども、麦茶飲みながら笑

私はフィロソフィーモードへ。


すごーく落ち着く部屋だったんだけど、何となく知ってる感じというのかな。
懐かしさを覚えていたのです。

元々広い家で生まれ育ったので、その家にちょっと似てた。
もう維持出来ないから、取り壊してしまったけど、お寺とは関係無く、母方の実家で育ったので。
曽祖父の建てた立派なお家で御座いました。

私の家では無くて、祖父母の家は立派で、私はそこの居候であるという感覚で、幼少期からずっと享受しつつも執着せずに暮らしていた。
幼少期から居候感覚ってのがまた私の独特な感覚を象徴してますけどね。

今現在住んでるアパートはとても狭い。
普通のアパートの中では、値段の割に広いけどね。
兎に角普通のアパートです。

自分でお金を出して住める場所の中では、贅沢だなと思っている。
本当は四畳半で充分だし、設備もあればラッキー無きゃ無いでオッケー
冷蔵庫も半年近く無しで暮らしているし、まだエアコンも稼働させていない。

既にある世界の中で、充分幸せに暮らせる。


落ち着くから寝てしまいそうになったけど、仕事明けで長居もご迷惑になるので、とりあえず帰宅したけれど。


私は、あの贅沢な空間で脳が解れたんだ、

それは幼少期に贅沢な場所で暮らしてたからなのか、

はたまた、人間は豊かになると環境を整えるから、贅沢は万人にとって心地良いのか。

そんな事を考えつつ。

もし万人にとって贅沢が幸せなら、もっとお金を稼いでより贅沢な暮らしを望む事って、精神レベルにとって重要なのかもしれない。
解れた脳は、とても豊かだもの。


今の私は、目の前にある物にただ満足している。
暮らしその物、仕事も含めて、

与えて頂いた物に心を込めて向き合う。
そして、常に幸せ。

友達がわざわざ、ヤバくね？この部屋！！って見せてくれたのも、楽しかったしね。

そこで、終わってしまっても良いのかもしれないけど、もしかしたら、

いつか広い広い家に、帰ろうとしても良いのかもしれないね。

広い家を、拒絶する必要も、無かったんだな～と思いました。




さて、ここからが本題ですよ。

SMで比較するとまた面白いんです。

己の今の性癖を満たす事って凄く大切だけど、より深く豊かにしていく事を私は一切恐れないわけです。

調教していく事。
引き出されていく事。

とっても求めているし、幸せ。


と、なると、生活よりもSMに対してハングリーなんだなぁと、いう所に行着く。

ハングリーになれている物を見つけられた事が、私はすっごく嬉しいわけですよ。

煩悩は、煩悩の有様を深く理解して、満たさなきゃ、本来無かった事になんて気付け無いんです。

お坊さんとしてSMを見たって、本来必要無かったと気付くまでは、とことん追求してあげないと、私は豊かな人生とは言えないからね。

いったい何年かかるかな～

女王様としての夢や、目標や、願望、欲求、全部満たすのには、まだまだ掛かりそうだね。

それまで付き合ってくれるM男さんが、居てくれると良いね。